被災地へ 陸前高田市
22日 台風は去りましたが、その影響は大きく、移動に時間がかかりました。
北へ向かうバスの窓から、スクラップになった車の山、被害を受けたままになっている家屋、更になっている敷地が至る所で見て取れました。
目的地である陸前高田市に着きました。
津波によってすべてがさらわれてしまった光景に息をのみました。
大谷派本称寺、跡地です。参道が残っています。
寺号が記された石柱が破壊されていました。傍には、近くで見つかったものでしょう、ランドセルやアルバムが置いてありました。
近くに設けられた仮本堂を訪れ、正信偈をお勤めしました。
位牌と骨壺が安置され、ご門徒の方がお彼岸のお参りにいらっしゃっていました。
被災の現状を目の当たりにして、ただただ手を合わすことしかできませんでした。
本称寺さまの被災についてはこのHPの4月11日の記事に出ています。
長い時間をかけて帰ってきましたが、あの時の本称寺御住職の表情が忘れられません。私になにができるのか、考えています。
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