富山市のお寺で富山大空襲絵画展

KNBニュース
 富山大空襲の悲惨な経験を風化させまいと富山市の寺で空襲の様子を描いた絵画展が開かれています。
 昭和20年8月2日の富山大空襲では市街地の99.5パーセントが焼け野原となり、2700人以上が亡くなりました。
 富山市の真宗大谷派東別院本堂で開かれている絵画展には当時13歳だった富山市の男性が空襲で亡くなった母と妹への供養と平和への願いから書きためた作品14枚が展示されています。
 作品は空襲により赤く染まった夜空や逃げ回る市民の様子が水彩で生々しく描かれ焼夷弾で命を落としていった人たちの声が伝わってきます。
 本堂では1日午前10時から富山大空襲で亡くなった人の大法要を行うことにしていてこの絵画展も1日の午前中まで開かれています。

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