第13組 華の会(若坊守学習会)

朝日町 宮崎 明光寺にて
月刊「同朋」に 95年7月から96年4月まで10回にわたって連載されていた
蓑輪秀邦「真宗シリーズ 「御文」に学ぶ 女性差別の問題をとおして」から
最終回「現代の視点からの提言」をテキストにしてお話しました
日ごろ真宗に触れないままに御文を読んだり 拝読に立ち会ったとき
御文の女性差別表現は 現代人への真宗教化を妨げてきたのではないか
法話による御文教化は 蓮如上人の思いとはうらはらに
女性差別のパラダイムを強化してきたという事実がある
「プロテスタントが教会での聖書読み上げから女性差別や身体的差別の表現をはずすことによって
かえって現代人の共感をよび、聖書への一般人への親鸞を高めたような勇気を
私たちの宗門ももてる日のくることを願っています」以上 蓑輪さんの意見です
そのほか、女性原理の是非 人権と仏性の比較検討などについてもお話しました
座談会では 蓮如自身は御文をどのような意図で書いたのか
「はずす」ならばどのような方法が適切なのか
当時の仏教界における女人成仏思想の独自性 などが話し合われました
次回から 蓑輪さんの連載を さらに輪読することになりました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です