華の会
十三組若坊守会 御文五帖目第一通について話す
蓮如の生涯と功績 御文の構成について説明
聖覚「唯信抄」によって 諸行往生と念仏往生の違い 法蔵菩薩の物語をおさらい
大経 第十八願の因願と成就文を確認
親鸞独自の第十八願の読み方を紹介
坊守さんから一帖目第三通についての質問がでる
聞けば 漁師さんのお講で読み合わせるそうだ
生活と深く結びついている真宗の営みに触れることができた
まず、当流の安心のおもむきは、あながちに、わがこころのわろきをも、また、妄念妄執のこころのおこるをも、とどめよというにもあらず。ただあきないをもし、奉公をもせよ、猟、すなどりをもせよ、かかるあさましき罪業にのみ、朝夕まどいぬるわれらごときのいたずらものを、たすけんとちかいまします彌陀如来の本願にてましますぞとふかく信じて、一心にふたごころなく、彌陀一仏の悲願にすがりて、たすけましませとおもうこころの一念の信まことなれば、かならず如来の御たすけにあずかるものなり。このうえには、なにとこころえて念仏もうすべきぞなれば、往生はいまの信力によりて、御たすけありつるかたじけなき御恩報謝のために、わがいのちあらんかぎりは、報謝のためとおもいて念仏もうすべきなり。これを当流の安心決定したる、信心の行者とはもうすべきなり。あなかしこあなかしこ。 文明3年12月18日
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