常讃寺輪読会
昨夜 9人の参加がありました
安田理深「真仏土巻聴記」を読んできたのですが
その前に真仏土巻自体を輪読し始めたのが
段々そちらの方に重点が移ってきているような気がします
昨夜は玄義分からの引文 「是報非化」
弥陀の浄土は報土であり化土ではないという部分でした
仏身仏土を光の働きとしてぎりぎり形容することはできるとしても
人が形容すれば すべては「色」で形容されている以上、化土でしかありえない
しかし報土も化土も、人の為に表現されたのであって
仏の大悲から生じているということですから
そこを離れたら、なにがなんだか分かんなくなっちゃいますよ
って感じでしょうか
浄土とは何か、というテーマについて直接、論じていて
ここが読めれば かなりすっきりする
ここを受けて化身土巻が開かれていくんでしょうね
だから すごく大事なところだったと思います
藤場さんの関心は論註に行っているようで
真仏土の輪読が終わったら もっかい最初から読んでもいいけど
論註と真仏土巻聴記を平行して読んでもいいんじゃないでしょうか
次回は12月20日
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