長島愛生園訪問 報告書
みなさま 暑中お見舞い申し上げます。明晩の会議、参加す
る予定です。よろしくお願いします。
勝手ながら、30日に長島愛生園へ行きましたことのご報告
をさせていただきます。
大伴さんと私、そして大谷派解放推進本部の大屋さんの三名
で、まず金泰九さんにお会いしました。来年の東別院法要企画
として講演をお願いし、快諾していただけました。期日は4月
18日(金)に決定。
初めてのシンポジウムからもう6年は経つのでしょうか。あ
れから、様々な事件が起こり、この問題についての状況は変わ
りました。改めて金さんがどのようなことを考えていらっしゃ
るのか、ソロクトの問題、基本法制定運動も含めて、講演とパ
ネルディスカッションを別院で開催する予定です。ネットワー
クのみなさまにも御後援のほど、よろしくお願い申し上げます
。
続いて、Mさんと合流し、5人で面会宿泊所「しんじ
ゅ荘」で懇親会を催しました。Mさんにも講演をお願いしま
した。金さんも勧めてくださいました。しかし、とうとう良い
返事はいただけませんでした。体調のこともおっしゃいました
が、「これまで弟の家族に迷惑をかけてきた、だから地元で自
分のことを話したくない」とのことでした。
これまで、Mさんと関わりをもってきた大谷派の有志も「
本当の意味での里帰り」を勧めてきたのですが、そこからの前
進はありませんでした。しかし、昨年のお連れ合いの葬儀に続
いて、9月に弟さんが訪ねてこられるということで、心境の変
化を感じました。以下のURLはMさんの手記です。
http://d.hatena.ne.jp/ryuuusei1/20060907
私にも逡巡がありますが、ネットワークを含め、多くの人々
との連帯の下に、Mさんがいつでも故郷に帰えられるように
なることを目指す運動をしたいと思っています。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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