カルト問題研修

この時期の寒波は堪えます。お参りに家々をまわっていると、頭痛がしてきます。
午後から教区の研修会に参加しました。以下、メモ。

どういうものがカルト宗教か。
自分達だけが絶対に正しい。他の人は地獄に落ちる。他を極端に否定する。
情報遮断。否定的な人間からの情報を遮断するようにコントロールされている。新聞もウソ。否定するものの情報は一切聞こうとしない。
勧誘。信者開拓を義務的に行う。極端に行う。
抜けられない。そこが極楽であり、そこを抜けるのは地獄。恐怖感が植えつけられている。脱会自由といわれているが、自分の中のサタンを押さえるように人格形成されている。
マインドコントロール。1980年代。統一教会事件。山崎浩子が記者会見で言った言葉。洗脳とは違う。洗脳は薬物や暴力によって刑事罰を受ける。マインドコントロールは罪に問われない。同じことを何度も繰り返し。外界遮断。何時間も勉強会。すし詰め状態で人格を変えていく。
なぜ、カルト宗教は悪いのか。
入り口で嘘をついて勧誘している。宗教色を最初は見せない。
信教の自由。脱会させるために活動しているのではない。子どもが親とこれからどう対話するのか。強制脱会の後のケア。正しい教えはどこにあるのかと議論すると、両者を天秤にかけることになる。もどってきたときに怒らない。ふるさとは家である。受け皿になる土壌を大切に。
間違いをきづかせるのは困難。脱会させるという接し方は無理。仲間になる。家族に危険性を伝える。話し相手や相談相手になる。信仰を変えることはできないが、相談相手になる。

あまりの寒さに、挨拶ばかりで、早々にお参りをすませていたのですが、これじゃあかんなと思いました。

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