祖父からの手紙
「硫黄島からの手紙」には、憲兵が飼い犬を撃ち殺すシーンがありました。
私の父は飼っていた子犬を、縁の下で隠していたそうですが、
毛皮を使うという名目で「供出」させられたそうです。
現在の父の犬の可愛がりようはちょっとびっくりするところがあります。
トラウマになっているんでしょうか。
その時、戦争とはなんと酷いものかと思ったそうです。
身内ですが、そんな父の感覚は信頼できると考えております。
祖父が祖母宛てに最後に送った手紙もファイル化しました。

日付は昭和19年1月11日です。
パラオ島の大きな戦闘(ペリリューの戦い)は昭和19年末に終わっています。
祖父の命日は昭和20年8月23日。
遺骨は二人で行動を共にしていた戦友の方が届けてくださったとか。
最期の様子は、つらくて詳しく聞けなかったそうです。
20代半ばの祖父は、パラオ島でどのような最期を迎えたのか。
この頃、知りたいなと思うようになりました。
明日から住職修習の班担にて、これから発って今夜から道場に泊まります。
先回は、もう5年ぐらい前でしょうか。亡くなられた能登の濤先生が講師でした。
そうだ、京都のアパのニュースが報道されていますが、父のためにネットで28日から4泊を予約していました。現在、電話で対応待ちです。ビックリしましたね。
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