明日のレジメ
帰命無量寿如来 南無不可思議光
○ 帰命 「namas 南無」の訳
3つの意味があるといわれています
帰投
自分以上のものに自己の全体を投げ出して、すがりまかせる 身命を仏に投げ出す。
還帰 生命の根本に帰る
帰順 仏の教えに信順する
○ 無量寿「Amitayus 阿弥陀」の訳
はかりなきいのち 寿命無量ともいう 慈悲をあらわす
○ 如来
「如」という仏の世界から私たちのために来たぞ、という意味
○ 不可思議光「Amitabha 阿弥陀」の訳
はかることのできない光 光明無量ともいう 智慧をあらわず
* 「サンスクリットの原典、例えば無量寿経とか阿弥陀経などでは、阿弥陀さまの呼び名は光明無量か、寿命無量のいずれかでよばれています。『阿弥陀』というのは『無量の』という語を音であらわしたもので、阿弥陀如来の光明と寿命が省略され、無量の仏ということばで音写されたものです。」(早島鏡正「正信偈をよむ」)
* ですから、正信偈の最初の二句は、「南無阿弥陀仏」と書いているのと同じことになります。
* なぜ、親鸞聖人は正信偈の最初にこの言葉を置かれたのか、なぜ「南無阿弥陀仏」ではなくて「帰命無量寿如来 南無不可思議光」と書かれたのか、問題提起します。
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