オリンピックの思い出

一週間ほどまえに風邪をひきました。けっこうきつかったのですが、すこし楽になってきました。


風邪をひいた布団のなかで、昔のことを思い出しました。

以前は冬になると必ず風邪をひいて学校を休んでいました。そのおかげで、熱にうなされながら1972年札幌オリンピック、70㌔級ジャンプで笠谷選手らが金銀銅を独占したTV中継を見ることができました。ただ、記憶がおぼろげでして、もしかしたら再放送をみていたのかもしれません。

あのころは学校でオリンピック映画を上映したり、高度成長期に沿ってスポーツでも日本の力を示そうという時代でした。自分の中のナショナリズムは、そういうふうに育てられてきたんだと振り返ります。

でも時々、外国の選手がどのような苦労や背景をもって参加しているのかを報道してくれることがあります。敵にみえていた人の「顔」がやっとみえてくるというか。自分が偏狭さに取り込まれていることを気づかせてくれます。ありがたいことだと、毎回おもいます。

スポーツの祭典、楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です