進学相談

昨夜、学校に提出する進学希望について、息子から相談を受けた。


彼が偏差値で、行ける大学を言うもので、どういう仕事がしたいのかによってどこへ進学したいのかを決めるのが本当じゃないのかと、苦言を呈してさしあげた。


その実、父は、彼の年頃、先のことなんてさっぱり考えていなかったのだから、かなり心が痛む。言ってることと、やってきたことが違うわけだ。


別に偏差値で大学を決めてもいいのだが、やはり父としては、先のように言わなくてはならない。しかし、いずれ「オレもお前と同じだった」と言えるチャンスをうかがおうと、とぼけた父が、ここにいる。

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