カンフーハッスル(ネタバレ)
このところ、お盆の妙な忙しさの中で、毎日、NHK戦後60年特集を、だいたい見てました。
でもまぁ、こういうまじめなものばかり見ていると、どうも気が滅入ってあきまへん。
と、いうことで、久しぶりにこのDVDを見ましたが、実に面白かった!
「少林サッカー」もそうでしたが、貧しい人々の中にこそ、実に優れた人物がいるという視点とかが、たまらなく、いいですな。
さて、チャウ・シンチーが使う拳法が「如来神掌」。どういうわけか仏教系。香港では仏教が盛んなのでしょうか。
そのあたり、それなりに膨らませていて、最後の最後にその不可思議な拳法で、最悪の敵をも包み込んでしまうというオチになってるわけです。
戦争とか敵意とか侮蔑とか民族対立とか憎しみの連鎖とか不毛なナショナリズムとか、もうたまらなく荒んだ世界ばかりこのところ見ていたのが、やっとすこし、やわらいだ気がしました。
あと、「獅子の咆哮」は、訴えられたおばさんを連想してしまいますね。どうしても。。。
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