ネルソンさんに会いました
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」―ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」
人に会うっていうことは、大事なことだと実感しているので、がんばって金沢まで行ってきました。聴衆は50人ぐらいか、もっといたかな。スタッフでミネさんががんばってました。
ネルソンさんは「いったいどんなきっかけで戦争の恐ろしさに目を開くようになったのか」多くの人に尋ねられるそうです。それについては、戦場でヴェトナムの女性の出産に遭遇したことを話されます。「私はヴェトナム人が人間であることを発見し、同時に私自身の人間性も発見したのです。」とあります。アレン・ネルソンの「戦争論」〈2
私には二人の子どもがいますが、出産の場でなく、別室で無事を祈るだけでした。でも上の子のときは出産後に呼ばれ、臍の緒を切るということをさせられました。なんの説明もなかったんですが、あれはどういうことだったんでしょう。いずれにせよ、ネルソンさんの体験は、私にはよく分からない、想像してみるしかない事です。出産に立ち会った人は命の尊さみたいなことを感じるのかな。よかったら教えてくださいよ。
それにしても、戦場から帰ってきたときの、おかあさんの「お前は私の息子ではない」という言葉は、ネルソンさんにはつらかっただろうと、想像して余りあります。厳しく冷たく感じたのではないでしょうか。母だから感じたままを遠慮なく言っちまったんでしょうが、国のために戦ったという考え方を剥いでしまったわけですから、しんどいですわな。
ウチの母なんぞも、ちょっといい気になって自己陶酔してたりすると、すぐさま突き落とすような事、いいますわw ちょっとはいい気持ちでいさせて欲しいのに。
さて、6月28日火曜の朝、NHK生活ホットモーニングにネルソンさんが出演するらしいという情報があります。見ましょう。ガセでないことを祈りましょう。

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