宗議会
先日のハンセン病に学ぶ会で、現況報告をしていた川邊嘉光氏(全国退所者連絡協議会 事務局長)が、突然、大谷派教学研究所長 玉光順正氏の解任問題への憂慮を示されたのには驚きました。一緒に聴講していたお西の方々は「大谷派の方針が変わってしまうのか」と驚いていました。
ふるさとネットワーク富山の藤野豊代表(富山国際大学教授)もこの問題について非常に心配していると話していました。
教団外の方々のほうが、物事が見えているにちがいない。
内局への不信任否決 真宗大谷派宗議会
真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の宗議会本会議が10日開かれ、同派の教学研究所の玉光順正前所長の解任問題で執行部の内局に不信任決議案が提出されたが、賛成少数で否決された。同派で不信任決議案が提出されたのは31年ぶりで、過去10回の提案もすべて否決されている。
同研究所は、浄土真宗の教えを深め、調査、研究を担う機関。不信任決議案は、玉光前所長が今年3月末に解任されたことを受け、宗議会の野党議員らが「全国の有志が解任反対を要望、理由の開示を求めているのに、一切回答していない」として提出した。
内局の熊谷宗恵宗務総長は、これまでの本会議で「免職は合意による。所長人事は宗務総長の専権事項だ」などと説明していた。
(京都新聞) – 6月10日13時35分更新
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