本日の同朋会資料
第二十八首
像法のときの智人も
自力の諸教をさしおきて
時機相応の法なれば
念仏門にぞいりたまう
○像法のときの智人
龍樹菩薩、天親菩薩などをいう
○時機相応の法
「時と衆生とあいかなえる法というなり」(左訓)
時代環境と人間の資質にかなった教法
第二十九首
弥陀の尊号となえつつ
信楽まことにうるひとは
憶念の心つねにして
仏恩報ずるおもいあり
○尊号 尊き名号
○信楽 信じ喜び願い求める心
○憶念 本願を思いつづける心
(浄土和讃の最初の和讃)
弥陀の名号となえつつ
信心まことにうるひとは
憶念の心つねにして
仏恩報ずるおもいあり
第三十首
五濁悪世の有情の
選択本願信ずれば
不可称不可説不可思議の
功徳は行者の身にみてり
○五濁
劫濁、見濁、煩悩濁、衆生濁、命濁
○有情
生きとし生けるもの
新訳だと「衆生」
○不可称不可説不可思議
称えつくすことも、説きつくすことも、こころで思いはかることもできない
(高僧和讃の最初の和讃)
五濁悪世の衆生の
選択本願信ずれば
不可称不可説不可思議の
功徳は行者の身にみてり
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