ガラリアのカナ

うたたねの記:最初の奇蹟

トラックバック 初めてつけて 失敗してまたつけます すいません
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」にて信仰心がゆらいだ主人公アリョーシャが再び立ち上がるシーンがあります
そこに聖書の中の最初の奇跡に 自分も立ち会うという夢がでてきまして なんで この箇所が出てくるのか漠然とした疑問をもっていました
それが これを読ませていただいて キリスト者たちの輪のなかに自分も連なり 歩き始めるという アリョーシャの素朴な喜びをドストエフスキーは表現しようとしたのだと思い至りました
聖典を学問とか知識の対象としていたら 特に奇跡みたいなことは分からないので 聖典は先人たちの生活から生まれてきたのだから 同じく生活のなかでしか味わえないことがあるのだと思いました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です