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教行信証 真仏土巻聴記Ⅰ

第一講 生命の構造 2

以下は読書ノート 前四巻は教行信証を回向に包んで、回向された教行信証、これを往還二回向で述べてある。 回向は衆生の上にある。 仏のまこと(徳)がそのまま衆生の上に成就するのを回向という。これが真実である。仏の名たる南無阿 …

第一講 生命の構造 1

以下は読書メモ 「浄土論」では器世間・衆生世間を総合するのに願心荘厳をもってされる。願心が総合しているわけである。 昔から国土に対して仏は主体、国土は客体と考えているが、それは無理であろうと思う。主体はむしろ心である。身 …