第二講 教行信証と仏心仏土 2
(未完)
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以下は読書ノート 行に信を開き、証に仏心仏土を開かれたところに親鸞の己証がある。これより考えて信と仏心仏土の別開は同じ問題であるといわねばならぬ。行より信を開いた意味を一層明らかにするために証より仏心仏土を開かれたわけで …
以下は読書ノート 前四巻は教行信証を回向に包んで、回向された教行信証、これを往還二回向で述べてある。 回向は衆生の上にある。 仏のまこと(徳)がそのまま衆生の上に成就するのを回向という。これが真実である。仏の名たる南無阿 …
以下は読書メモ 「浄土論」では器世間・衆生世間を総合するのに願心荘厳をもってされる。願心が総合しているわけである。 昔から国土に対して仏は主体、国土は客体と考えているが、それは無理であろうと思う。主体はむしろ心である。身 …