人の脆さ

今日は組共同学習会に参加。座談会の司会をしました。
テキストは「法語に学ぶ宗祖親鸞聖人」。
講師は辻俊明さん。出席者は30名あまり。
講義形式だと、講話録であるこのテキストは使いにくい。
解説の解説になってしまうので、辻さんも大変そうだった。
それでも曽我量深、安田理深の話しを直に聞かれているというのは大きいなと思った。
「忙しいということを生きがいにするような、情けないことはやめなさい」
辻さんが安田先生から聞いとか。
ふと、もう10年ぐらい前になるか。
駐在教導を辞めて寺に帰った直後に盲腸で入院した時のことを思い出した。
病院で安住できなかった。休むことが不安でたまらなかった。
とにかく、無性に家に帰りたかった。
無理に帰って、結局、家で寝ていた。
父がくも膜下出血で朦朧としていたとき、しきりに腕時計と手帳を求めていた情景も思い出した。
人間、ほんまに脆くて、弱い。

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