雲の下が明るい? その2

となると、私、凡夫は、一生、弥陀の光明を直に見る事はできないということになる。
ここで、ムラムラと腹が立つ。なんで、オレには見えないのか!
そして、不安になる。この雲の上には、ほんとうに弥陀の光明が存在するのか?
この、おぼろげで心細い世界にいたたまれなくなるのだ。
飛行機に乗って、雲の上まで行けたなら、どんなにすばらしいだろう!
というか、オレにはそれができるんじゃないだろうか!!
この展開になると、以下の本を思い出さざるを得ない。

世親を「浄土を見た菩薩」として、菩薩への信頼を促すらくりんさんの読み方だ。
やはり悔しい。世親は選ばれた人間。浄土が見えた人。オレは見えない人。。。
「光を見たい」という欲望に苛まれるオレに、「雲の下が明るい」という話が、できるんだろうか。

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