息子と美川の会
昨夜は高二の息子といっしょに美川の会へ行ってきました。
http://sun.ap.teacup.com/pastime/6.html
「よくきたね。えらいね。」と声をかけてくださったのですが、事情は複雑で。
素直に、「いいお話をされているから一緒に行こうよ」ということではないんです。
彼も17歳になりました。
自分の進路、「寺」ということをどう考えて行けばいいのか、彼はこの夏、とてもとても悩みました。
いまも、深く悩んでいます。
以前、修練の班担をしていて、寺に入っていく若者の、言い知れぬ不安感とプレッシャーを聞いてきたのですが、それと同じようなことを息子が話したのは驚きでした。
いやはや、これは当然、当たり前のことなのですが、ガンと一発なぐられた感じ。
彼のために、父としてなにができるだろうかと考えた末に、美川の会に連れて行くことを思いつきました。
なんだかんだいって、同じ道を歩んでほしいという、ドロドロとしたものを私は心の底に抱えています。
でも、昨日のお話にもありましたが、他人に菩提心を起こさせるという事は、決してできることではありません。
彼の選択を見守ることが大事です。
でも、それでいいのだろうか。
寺とは違う形で、自らお念仏を学ぼうという人が集まる場所、お念仏が生きている場所を見せてやりたくなりました。
そういうわたしの思いを伝えたところ、息子は美川まで行くことを承知しました。
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